「痛ロリ」とは、ロリータファッションに見合わない言動や装いをしたロリータさんのことを指します。ほかのロリータさんから「痛い…」と思われてしまうため、「痛ロリ」と呼ばれるようになったそうです。
これからロリータファッションを楽しむロリータ初心者さんに知っておいていただきたいのが、ロリータファッションのNG例。知らないまま過ごしていると、「痛ロリ」と呼ばれて何も知らないうちに恥をかいてしまうかもしれません。
それでは「痛ロリ」と呼ばれないためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。
今回はロリータファッションにおける、初心者にありがちなNG例を5つご紹介します。
1.ノーメイクや無造作な髪のまま
ロリータファッションは華やかで、ほかのファッションよりもひときわ目を引きます。そんなロリータファッションを楽しむときは、必ず無造作な髪やノーメイクは避けましょう。身だしなみを整えず華やかなロリータ服を着用するとアンバランスな印象になり、どんなにきれいな顔立ちでも悪目立ちしてしまいます。
ヘアアレンジができなくても大丈夫。ワンカールとヘッドアクセだけでもお人形っぽく仕上がります。メイクに自信がない方は、眉を整えてリップとチークに色をいれましょう。それだけで、大きく印象が変わりますよ。
2.ちぐはぐなコーディネートをしている
例えば、クラロリ系のシックなワンピースに甘ロリ系のヘッドドレスを取り入れたコーディネート。単体で見れば可愛らしいスカートやヘッドドレスも、コーディネートしたときにテイストや色合いがちぐはぐだとおかしな印象になってしまいます。ロリータファッションの世界観を守るためにも、統一感を損なわないコーディネートを目指してくださいね。
3.ロリータファッションに不似合いなアイテムを身に着けている
ロリータファッションに不似合いとされるアイテムにも注意しましょう。例えばスニーカーやミュール、Tシャツなど。一見不似合いなアイテムをカジュアルに着こなすロリータさんもいますが、慣れないうちに取り入れると間に合わせのように見えてしまうことも。カジュアルなコーディネートに興味がある初心者さんも、基本のコーディネートに慣れてからチャレンジするのが無難です。
4.過度な露出をしている
ロリータファッションでは過度な露出はご法度とされています。可愛いジャンパースカートもそのままだと背中や肩があらわになってしまいますので、トップスを合わせるようにしましょう。また、露出で気を付けたいのが足元です。ロリータファッションを楽しむときは靴下、タイツを必ず着用してください。可愛らしいタイツや靴下を着用することで、露出を抑えられるだけでなく、より一層雰囲気のあるロリータファッションに仕上がりますよ。
5.仕草、言動に品がない
どんなに美しい女性がいても、地面に座っていたり、大声で話していたりすると残念な印象になってしまいますよね。少女をモチーフとしたロリータファッションをしているからこそ、女の子としての立ち振る舞いには気を付けたいものです。また、「痛ロリ」を気にしすぎてほかのロリータさんを批判したり笑ったりする姿も美しくありません。憧れのお洋服に見合うような心で、ロリータファッションを楽しんでくださいね。
まとめ
今回は身だしなみなど基本的なポイントに絞って、ロリータファッションのNG例をご紹介しました。
コーディネートやメイクに自信がない方は、雑誌や素敵なロリータさんのSNSを見て勉強してみるのがおすすめです。可愛いロリータさんのコーディネートをたくさん見ることで感性も養われますよ。最初は誰もが初心者。少しずつ知識を取り入れながら、理想のロリータさんを目指していきましょう。